着物あれこれ

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畳表の草履

21.10.28

畳表(たたみおもて)と言いますとイグサの畳と思いますが、和装の履物では竹皮を編んだものを言います。

今でこそ女性の草履は革や織の素材が主流ですが、芯に使うコルクが普及する前は草履は竹皮を編んだ畳表でした。

留袖や訪問着などのフォーマルには畳表に礼装の鼻緒を、小紋や紬などのお洒落着にはおしゃれ用の鼻緒を合わせます。

写真は南部表の五段重ねの畳表に、博多織の帯地を使った鼻緒を合わせてみました。

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