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手描き友禅の絽の附下

21.08.23

京友禅の手法には幾多有りますが、代表格といえば「糊糸目友禅」です。

下絵に沿って、もち米などを調合した真糊で柄の輪郭を描いてその中に色を挿してゆく技法で、輪郭を糸目と言い色を挿していく工程を彩色と言います。

(友禅に使う糊は作るのに手間がかかる事と原価が高い事で近年はゴム糸目が多くなりました) 

写真は雪輪に菊や松などの古典柄を糸目友禅で描いた絽の附下に、西陣のふくい織物さんの絽の袋帯を合わせてみました。

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